「結婚生活が“苦しい”妻」は、我慢か離婚か、不倫か。女性たちの生き様にしびれる|ドラマ『シジュウカラ』
離婚するか、踏みとどまるか。三者三様、女たちの生きる道
この言葉、身につまされた女性たちもいるだろう。離婚したいけれどこの先の生活のこと、子どもの学費のことを考えると離婚できないと嘆く女性は少なくない。それでも愛情のない生活を続けられず離婚に踏み切る人もいれば、生活のために別れない人もいる。いい悪いの問題ではなく、それが現実なのだ。だから彼女は忍に言った。 「ここでストレス解消して、それで夫婦としてやっていけるならがんばってよ」 「忍ちゃん得意の焦げ焦げ餃子、おいしそう~」 と、悪気はないがタチの悪い謎のモラハラ発言をする夫(どうやら彼は十数年前からそういう発言を繰り返していたようだ)と、それをやり過ごす術を身につけながら、なんとか自分自身を保ってきた忍。 夫に頼り、不倫相手に頼り、そして今は息子に頼っている千秋の母、冬子。 結婚生活を解消し、子どものために必死に働くハカセ。 三者三様の生き方がドラマの中でくっきりと炙り出されたのは興味深い。#シジュウカラ 追加キャストが解禁!🎊
— シジュウカラ【公式】テレ東ドラマ24 放送中! (@tx_shijukara) December 24, 2021
💛忍がアシスタントをしていた人気漫画家役に #入山法子 さん!
💚千秋の母親が働くスナックの店員を #和田光沙 さん!
そして、
🧡物語の重要なカギを握る千秋の母親役に #酒井若菜 さん!
初回は1月7日(金)放送!
お楽しみに😊#山口紗弥加#板垣李光人 pic.twitter.com/Y6NQaulpvH
「この家、ぶっ壊してやろうと思った」
大人には「回避」という選択肢がある。今、決断しなくてもいいことは先送りし、あとでじっくり考えればいいのだ。だがそれが、時として子どもを傷つけることになるのかもしれない。となると、ハカセも今は生活に追われているが、いつか自分の決断が間違っていなかったと思う日がくるのかもしれない。 そして忍は、決断を先送りしてきたことと、対峙するときを迎えているのではないだろうか。 【前回記事】⇒小さなトゲで妻を傷つける「今どきのモラハラ夫」。ベッドで妻から“意外な復讐”|ドラマ『シジュウカラ』 <文/亀山早苗> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】#シジュウカラ 2話放送まであと1時間! 🎉
— シジュウカラ【公式】テレ東ドラマ24 放送中! (@tx_shijukara) January 14, 2022
寄り添う、犬のはるくん🐶と
千秋( #板垣李光人 )の2ショットをお届け!💛
2話お見逃しなく!😆#山口紗弥加 #年の差ラブストーリー #テレビ東京 pic.twitter.com/6tcLJ9ZQJ0
亀山早苗
フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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