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<加治ひとみ×小林弘幸医師>コロナ禍で便秘、めまい…“自律神経の乱れ”かも?SOSに気づいたらすべきこと

便秘で悩んでいても、病院に行かない人が多い

加治ひとみさん加治 気づいた人が発信をして、一人でも多くの人が気づくことが大事ですね。お子さんに対しては、親御さんが気をつけてあげるとか。みなさんが知識を持つことが大切な気がします。 小林 そういえば以前、丸の内で働くOLを対象に便秘に関するアンケート調査を行ったことがあるんですよ。 加治 OLさんたちですか? 結果が気になります。 小林 3日以上出ていない人が4割で、毎日排便がなく不快感がある人も含めると6割の人が便秘で悩んでいる、という結果でした。しかも、彼女たちはほとんど病院に行っていませんでした。 加治 腸内環境に問題のない人は、たったの4割。

便秘になると生産能力が落ちる

加治ひとみさん小林 便秘の人は精神的にも肉体的にもQOLが落ちるという海外の研究データがあります。それだけでなく、便秘になると生産能力が落ちるともいわれています。つまり、便秘の人は会社で能力を発揮できにくくなるし、便秘の人が多い会社は、戦力が落ちるかもしれません。丸の内OLの腸内環境をよくすると、会社の生産能力は上がるんですよ。 加治 便秘だと脳がアクティブに動いてくれなくて、仕事のパフォーマンスが上がらない感じ、すごくよくわかります。イライラしてメンタルにも影響があるのは、みなさん、感じているんじゃないでしょうか。 小林 つまり、コロナの影響は労働生産性にも関係するわけです。2年間のコロナ禍の影響をもとに戻すのに4年はかかるでしょう。みんなが早く、この現実を認識しないといけません。その意味で、加治さんみたいな若い世代への発信力がある人の存在は重要ですよ。
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かぢちゃん流「リラックスするためのルーティン」
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