東日本大震災で被災した女性の声から生まれた“下着セット”がすごい「臭いがストレスだった」
東日本大震災から今年で11年が経ちます。大きな被害をもたらす地震や災害が日本各地で発生しており、防災グッズの必要性を感じている方も多いのではないでしょうか。そんななか、避難所での女性の声をもとに開発された防災グッズがあります。
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「レスキューランジェリー」という名のこの商品。災害時など女性に必要な5点からなる防災備蓄下着セット(税込11638円)で、シンプルな小型バッグの中に、ブラトップ・ショーツ・布ナプキン・洗濯洗剤が入っています。
小型バッグは1.5ℓ以上の水を持ち運ぶこともでき、中に使用した下着を入れて簡易洗濯機として洗うことも可能。さらにバッグを逆さまにすると内側のスペースを利用して洗った下着をバッグに入れたまま干すこともできます。
災害時の女性にとって「あると便利」を詰め込んだ「レスキューランジェリー」。開発した本間麻衣さんにお話を聞いてみました。
――レスキューランジェリーを作ったきっかけを教えてください。
本間麻衣さん(以下、本間)「もともと大人から子どもまでのシックな下着ブランドを立ち上げ経営していたのですが、仕事をするなかで社会や世の中に貢献できることはないかと考えていました。そんな時に『パン・アキモト』さんが販売されている、やわらかいパンの缶詰を知って『これだ!』と思ったんです」
――きっかけはパンだったということですか。
本間「パンの缶詰は長期保存ができるので災害時に役に立つのですが、何よりふわふわで美味しいんです。それで、パンの缶詰のように日常にも災害時にも役に立つ商品を下着でも作りたいと思いました。そこからは無我夢中で、災害時に必要な下着ってどんなものなんだろうと考え開発を始めました」
「あると便利」を詰め込んだ「レスキューランジェリー」
思いついたきっかけは“パン”
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