衝撃の事実を受け、柴田さんは夫とは過ごせないと家出を決意。 「他の若い女性の裸を撮っていることを趣味だと言って、正当化しようとしていた夫の態度にはがっかりでした。私は、子どもと二人で生活することを決断し、全財産を手に持ち家を出ました」 　突然家を後にした柴田さんと子どもは、住む家も当然なく、都内のホテルで過ごすことになります。すると、1週間が経過した頃、夫から電話がかかってきました。 「反省した様子で二度としないと言っていました。家出までしているので、夫もさすがにどれだけの失態かわかっていたのでしょう。夫の言葉を信じ、もう一度やり直すことに決めました」 　家に戻ると、夫は土下座して謝罪していたといいます。 　そして半年が経過した頃、再び怪しい影が現れます。 「夫は泣きながら土下座までしてきたので、撮影はやめたと思っていたんです。ですがその半年後、夫の財布の中にあるポイントカードを発見しました。見覚えのある店の名前だなと思い調べてみると、そこは夫が通っていたスタジオでした。 　しかも、ポイントが10個くらい溜まっていたんです。結局、その後も密かにお店に通っていたことがわかりました」 　柴田さんは二度目の出来事にうんざりし、夫への愛情は一気に消滅。 「もう夫の趣味は止められないのだと思いました。子どもが苦労なく生活できることが私にとっての一番の願いだったので、家にお金だけ入れてくれたらいいです。今は夫に対してなんの感情もありません」 　人それぞれの趣味があるとはいえ、人生の伴侶が、受け入れ難い趣味を持っていたら……。結婚前にそのあたりの擦り合わせはある程度必要なのかもしれませんね。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「夫・彼氏に隠している＆隠されていたトンデモないこと」の一覧はこちらへどうぞ 【他のエピソードを読む】⇒「実録！私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています！】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない！「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中！（採用時に謝礼あり）ご応募はここをクリック ＜文／Honoka Yamasaki　イラスト／磋藤にゅすけ＞