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同窓会に行ったきり、1週間帰ってこなかった彼。その理由にゾゾゾッ

犬が死んだと嘘をついて、一週間帰宅せず

 浅田さんは、一度冷静になって考えます。 「すでに頭はパンクしそうでしたが、本当のことを彼の口から聞きたかったので、あえてそのことには触れずに連絡を続けていました。もちろんSNS上に載せられていた写真は残していたので、帰ってきたときに見せるつもりでした」  次の日になっても、彼は戻ってきません。さらに彼への疑いは深まります。 「SNS上で彼の姿を発見したことは知らないはずなのに、次の日の夜になっても彼は家に帰ってきませんでした。すると彼から電話が来て、実家の犬が死んだからしばらく家に戻れないと伝えられました。  犬の不幸を利用して浮気を隠すことはないだろうと思いたかったのですが、その間、浮気相手と過ごしているのだろうとも疑っていました。何より気づいていないフリをして、彼と接するのが本当にしんどかったです」

浮気を自白した彼。衝撃の相手とは

 一週間が経過し、やっと彼が帰宅。戻ってきた家には、いつものように優しい彼女はいません。 「1週間分溜めていた怒りが爆発しそうでした。感情を抑え、話があるとだけ彼に伝えると、彼はぽかーんとした表情でいました。自分の口で真実を話してほしいと言うと、諦めがついたのか意外とすんなりと話してくれました」 男女の喧嘩 そして……。 「驚くこともなく、浮気していましたね。問い詰めると、中学時代の理科の先生と体の関係を持ったことがわかりました。一夜限りの関係だと言い訳していましたが、たとえそうだとしても、許すことも元の関係に戻ることもないですよね。  そして1週間帰ってこなかったことについて聞くと、なんとその女性から付けられたキスマークを落とすための期間だったそうで……。怒りを通り越して言葉が出ませんでした」  浅田さんは後悔することなく別れを決断できたそうです。次はいい出会いがありますように。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「自分史上最悪の恋愛」の一覧はこちらへどうぞ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/Honoka Yamasaki イラスト/カツオ>
山﨑穂花
レズビアン当事者の視点からライターとしてジェンダーやLGBTQ+に関する発信をする傍ら、レズビアンGOGOダンサーとして活動。自身の連載には、レズビアン関連書籍を紹介するnewTOKYOの「私とアナタのための、エンパワ本」、過去の連載にはタイムアウト東京「SEX:私の場合」、manmam「二丁目の性態図鑑」、IRIS「トランスジェンダーとして生きてきた軌跡」がある。また、レズビアンをはじめとしたセクマイ女性に向けた共感型SNS「PIAMY」の広報に携わり、レズビアンコミュニティーに向けた活動を行っている。
Instagram :@honoka_yamasaki
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