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“闇”整形が全国で増加中。無資格の外国人が営む違法クリニックに記者が潜入してみた

ヒアルロン酸注射を受けて腫れ上がる

整形一方で、中には日本人向けの店舗を装い、裏メニューで美容整形を提供する店もある。「EPARK」などの店舗掲載サイトに出している広告では一見、ごく普通のエステ店だが、同じ店の外国語広告では美容整形メニューがズラリと並んでいる。外国語側からアクセスすると、あっさりと整形の予約が取れた。 指定された場所は、都心の大型駅から徒歩5分ほどの10階建てマンション。ここには一般住居のほか、ネイルサロンやマッサージ店、司法書士事務所などのテナントもあり、人の出入りも多い。業者に指定された部屋までエスカレーターで上がり部屋の前に着くと、看板も掛けられておらず、はたから見ればここで闇整形が行われているとは思えない。

厳戒態勢の店内、退店後も警戒される

インターホンを押すと、中から出てきたのは小柄な50代と思われる中国人女性C。Cは記者に施術台に座るよう促すと顔を眺め、「特にヒアルロン酸注射をする必要はないけど、体験したいなら顎が一番安全」と告げた。料金は注射一本で2万円だという。 Cは棚から手際よく注射針やヒアルロン酸、消毒剤を取り出し、記者の顎を念入りに消毒すると慣れた手つきで針を顎の中央に刺し、薬剤を注入していく。注射器内に血液が逆流しているのが気になったが、ものの数十秒で施術終了。傷痕から少し出血したが、Cは無造作な手つきで拭った。 なお記者はヒアルロン酸注射の直前と直後に、顎の動画を撮影していたがCはこれに敏感に反応し「店内での撮影は絶対にやめて」と、記者のスマホの写真フォルダを見せるよう要求。店内で撮った写真や動画はその場で全て削除されてしまった。そして、退店後もチャットで店の情報をもらさないよう警告のメッセージが送られてきた。 翌日は、注射を受けた部位が腫れ、3cmほど盛り上がっていた。記者は正規の美容整形外科で10回以上はヒアルロン酸注射を受けたことがあるが、このような状態になったことは一度もなく、不安が募るばかりであった。 闇整形は日本人を対象にしていないため、大事になっていないのか。しかし、医師免許を持たない違法手術は危険極まりなく、日本社会の地下に存在する。 <取材・文・撮影/SPA!闇経済取材班>
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