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片寄涼太の“王子感”が隠しきれてない!ドラマ『運命警察』では引き立て役に回るも

夢の王子のように

『Dreamer Z』6月12日放送回では、「女優オーディション 人生で一度くらいドラマの主役やってみませんか?」のファイナル審査が行なわれ、『運命警察』の場面を実際に片寄相手に立ち芝居をした。江藤と片寄の間には、いい空気感があった。  片寄は、主演作品でありながら、助演的な立ち回り方をしている。彼の助力が、演技未経験者である江藤の初々しい演技を底から支える。王子としての存在感以上に、彼女の存在を引き立たせてもいる。 『兄に愛されすぎて困ってます』(2017年)や『PRINCE OF LEGEND』(2019年)では、圧倒的な王子様キャラ炸裂で、我こそは!という華々しい存在感だった彼が、こうして相手の女優を支えるために縁の下の力持ち的に動けるようになるとは。  セブンの役柄としては命の夢を諦めさせるためにあの世から送られて、彼女に容赦ない言葉を浴びせる場面も多々あるけれど、彼が白馬に乗った夢の王子のように記憶されることにかわりはない。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
コラムニスト/アジア映画配給・宣伝プロデューサー/クラシック音楽監修 俳優の演技を独自視点で分析する“イケメン・サーチャー”として「イケメン研究」をテーマにコラムを多数執筆。 CMや映画のクラシック音楽監修、 ドラマ脚本のプロットライター他、2025年からアジア映画配給と宣伝プロデュース。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業 X:@1895cu
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