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「勝手にお金が寄ってくる人」と「お金が逃げていく人」はどこが違うのか

「浪費」とは、欠乏感から使ってしまうお金

ですから、「浪費」のもとは「欠乏感」なんだと私は思います。 自分の中にある不満や不安やストレスを、「浪費」することで埋めようとする代替行為。 ショッピング今の私も、もちろん衝動買いをすることもありますが、「浪費」と感じることは全くありません。先日もディオールのバッグを買いましたが、何のために買ったのか、何の役に立つのかをハッキリと言えるのでムダな行為ではないと思うんです。 心理学では、動機の意味付けができることがとても重要だと言われています。動機が欠乏感からではないことが、「浪費」にならない最低限の条件なのです。今回のディオールだと、何ならSNS事業でのコンテンツ要素にもなるので、そういう意味では「投資」にも意味付けできます。

「稼ぐことにネガティブ」な本心がジャマをする

さて、ここまでの話を前提に「勝手にお金が寄ってくる人」とはいったいどんな人なのかお話していきましょう。 まず、考えてもらいたいのは、みなさんの人生で大事なものは一体何かということです。 「お金持ちになりたい」「お金が何より大切」と、本当にそう思っている人は、脳がそのように動いていくし、お金にまつわる情報が自然に頭に入るので、実際に儲かっていきます。 ところが、口ではそう言いながら、本当にお金が優先順位の上位にあるという女性は多くないんです。たとえば、「結婚相手は年収1000万円が条件」と言っている女性でも、よく聞くと、「安心して子どもを生み育てたい」というのが本当の願望だったり。お金の使い先に興味があるのであって、お金自体に興味がない人が非常に多いのです。 他に大事なものがあるのに、無理やりお金に執着しても、行動がついてこないですよね。 そもそも、お金を持つことに対して罪悪感があったりネガティブになっているとまずお金は寄ってきません。「稼ぎすぎる女はモテない」(昔の私はそう思ってました)とか、「父親より稼げる女になるのはよくない」などと考える女性って多いんですよ。人間関係や家族が上位になっている人は、お金のことを優先順位からブロックした方がラクに生きられることが多いのも事実です。
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「お金が寄ってくる人」の条件
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