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男女共用のスクール水着が異例のヒット。開発秘話を聞いた「100校以上が採用したい」

100校以上から「採用したい」

――今後は多くの学校で採用されそうですね。 佐野実は現段階で、100校以上の学校から採用したいという声をいただいており、その数は日々増えています。通常ですとプールがはじまる年の春頃に水着の注文が入るのですが、今回はプールシーズンが終わってすぐに翌年の注文が入っています。弊社としても異例のことで驚いています。使用者から集まったアンケートをもとにさらに改良を重ね、来年からは一般市場でも販売しますのでぜひ手に取って見てくださいね」 ======  気になる部分が隠れるデザインになっているのはもちろんですが、着脱が簡単な形になっていたり、日焼け止めや撥水加工、ロック式ファスナーがついていて『子どもが快適に安全に水泳の授業が受けられる』ことを実現させた水着であることがわかります。  子どもの切実な気持ちを、多くの大人が真剣に受け止め本気で動いて形になった『男女共用セパレーツ水着』。この水着を選ぶ子も速さに特化した水着を選ぶ子も、どんな子も自分の好きなものを選んで学校生活を楽しんでほしいと思います。 【関連記事】⇒「男女共用スクール水着」で子どもたちは生きやすくなるのか?まだまだ課題も 【フットマーク株式会社】 創業77年目の水泳用品・介護用品・健康インナーのメーカー。水泳分野では水泳帽子、学校用水着において高い国内シェアを誇る。介護分野では1980年に「看護」と「介助」という言葉を組合せ、「介護」という言葉を発明。赤ちゃんからお年寄りまで”健康づくり”に役立てる商品を数多く創る。 <取材・文/瀧戸詠未>
瀧戸詠未
大手教育系会社、出版社勤務を経てフリーライターに。教育系・エンタメ系の記事を中心に取材記事を執筆。Twitter:@YlujuzJvzsLUwkB
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