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友達づくりが上手な人の「会話をはずませる」小ワザ。誰でもすぐマネできる

大人数の付き合いには「出入りがラク」というメリットが

林伸次さんと筆者・おおしまりえ林:それはまさにコミュニティの持つ良さですよね。職場や学校ではないコミュニティでの関係って、普通の友達関係と違っていつでも出入りできるという特徴があります。 よく飲み屋の常連同士が恋愛に発展しやすいのって、もし失敗したらそこに行かなければいいからだと思うんです。これが職場とか長年のサークル仲間とかだと、けっこうしんどい。 大人数での人間関係が苦手な人は、「浅いつながり」とか「空気を読むこと」とかに抵抗を覚えるのかもしれませんが、実は出入りがラクというメリットがあります。 あと、コミュニティでの人間関係は大人数の浅い付き合いに見えて、裏側で個別のやり取りが活発なケースは本当に多いです。そういう全体でのコミュニティと個別のコミュニティを使い分けられると、より友達関係は幅が持てるかもしれませんね。

悪口やネガティブ発言で繋がるのってどうなの?

おおしま:私はこの春出産をして、せっかくなので匿名のママ垢(SNSのアカウント)を作ったんです。ママ同士の繋がりを見ていると、良くも悪くもちょっと浮いている人がいるなって最近気づきました。 SNSコミュニティとは少し違うかもしれませんが、大人数の中での振る舞いという意味では同じ気もします。そういう場での振る舞いの注意点には何かありますか? 林:やっぱり、常に自分語りはダメですよね。特に男性は、自分の好きなジャンルの話になると、語っちゃうケースは多いです。 おおしま:最近そのママ垢で見つけたんですが、いつも誰かについての悪口を言っている人がいるんです。夫や義実家、実母とか、自治体とか政治とか。対象は様々なんですが、愚痴を言うことで自分を正当化しているようにも見えて、うーんと思っちゃいました。 愚痴がダメというよりも、コミュニケーション手段としてのネガティブ発言ってどうなのかなって…。
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「まずい」「面白くない」を言わない理由
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