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私がひとり親だから?“上から目線”なママ友を切ろうとしたら「恐怖の電話」が…

「しばらく連絡は控えて」と伝えた

ストレスが頂点に達した田中さんは 「気持ちはありがたいけれど、いま忙しくて時間を作れないし、しばらく連絡は控えてもらえると助かります」ときっぱり答えたそうです。 「多分、私が怒っていることは声でわかったと思います。向こうはしばらく無言で、『わかった』とだけ返事があり、そのまま切りました」 Aさんの誘いを断ると次にその夫が追い打ちをかけてくる状態に、「夫婦に囲まれているようで本当に怖かったです」と田中さんは言いました。

親切に見える「善意の押し付け」

それ以降、Aさんからも夫からも連絡が来ることはなくなり、今は平和に過ごしていると話す田中さん。 「本当に気にかけてくれているのだとしたら、誘い方に出ると思います。最初からシングルマザーだから大変と決めつけて、私の気持ちは聞かないのにこちらのためと言われても、うれしくないです。親切に見せかけた善意の押し付けじゃないですか」 田中さんにとって、その夫婦は「あなたのために」を装って実際は自分たちの用事に付き合わせたいだけの存在。「あのまま付き合っていたら、“部下”にされていた」という恐怖が拭えないといいます。 仕事などの結びつきではなく純粋に好意でつながっている関係なら、接し方は対等でありたいですよね。互いを尊重できない人とのお付き合いは、いずれ破綻するものなのかもしれません。 ただ、もしその夫婦が100%善意のつもりで行動していたら――別の意味で怖いと思いませんか? 皆さんはどう感じたでしょうか。 ―あなたの知らない“ヤバい夫婦”― 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/ひろたかおり>
ひろたかおり
恋愛全般・不倫・モラハラ・離婚など男女のさまざまな愛の形を取材してきたライター。男性心理も得意。女性メディアにて多数のコラムを寄稿している。著書に『不倫の清算』(主婦の友社)がある。
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