「入会前に都合がいい情報だけ出して、
甘い話をして期待させすぎています。しかし実情は、その期待に見合うサポートがない結婚相談所が多いんです。
『高学歴向け』をうたう結婚相談所もあるけれど、実際にはたくさんある結婚相談所の中で自社を選んでもらうためのブランディングのために高学歴向けとホームページに書いている“だけ”のことが多いと思います」と花凛さんは解説。

「男性が若い女性と比べるからと、これまで築き上げてきたキャリアやオタク趣味を隠して、清楚で家庭的な女性像に当てはまることを押し付けられたと感じている女性が多いんです。
気持ちが付いていかないのに、無理やり成婚させようと圧力をかけられたという方もいました」
ブランディングのため、という花凛さんの考えに私もほぼ同意します。
結婚相談所はとにかく競争が激しいのです。
簡単に開業できるため、年間1000件以上新規開業しますが、気軽に結婚相談所に入会する人はいないので、
集客できず年間数百件が廃業します。
だいたいが「結婚相談所連盟」というところに加盟して開業するため、どこの結婚相談所に入会しても同じ連盟加盟ならば結婚相手を探すための会員データベースは同じなのです。
そうなれば、相談所側は値段かターゲットで差別化を模索するしかないのです。
では実際にハイスペック女性が婚活する際はどうしたらよいのでしょうか?