
「もちろん、私も何がなんでも祐一を止めようとしました。でも、全然止まらなくて。『
あー殺す。絶対殺す』の一点張り。もう、恐怖とか通り越して、目の前の人が自分の夫とは信じられなかったです」
「
やっぱり、俺たちは夫婦二人だけでいるのが一番だよな!」
そのうち、祐一さんはそんなことを言うと、香織さんを強引に連れてその場を抜け出し、家に帰ったのだとか。
「『さっきはごめん』って、祐一は帰宅するといきなりしゅんとなって、キレた理由を話し出したんです。
なんでも、祐一は地元では有名なヤンキーだったそうで……とくに、好きな女性が絡むとおかしくなっていたとのこと。ご両親も毒親だから縁を切ったのではなく、向こうから縁を切られた、というのが真実でした」
そういった悪い面を見せないように、プライベートでは人とは極力関わらないようにしていたのだとか。