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意地悪なボスキャラの61歳女性におとずれた挫折…ショックの後の意外な変化とは?

自分の幸せに気づいた母の変化

するとお母さんは「かなり落ち込んだけど、彩芽ちゃんの言う通り靭帯断絶してしまう前に激しい運動をやめないと、こうして自由に歩き回ることすらできなくなるかもしれないんだもんね。やっと自分がすごく幸せだったと気がつけたよ。ありがとう」と言ってくれました。 「嬉しかったですね。『そうだよ!先生も、歩いたりヨガとかピラティスならやっても大丈夫だって言ってたし、またスポーツクラブで無理のない程度に運動続けたらいいじゃない』とテンション高く母の肩を揺すりました」 すると「ヨガなんて、あんな動いてんだか動いてないんだか分からないつまらなそうなヤツってずっと思っていたんだけどね」とお母さんが笑ってくれて、彩芽さんは“やっと調子が戻ってきたな”と安心したそう。

ヨガクラスの仲間に感謝するように

ヨガ 自宅 エクササイズ 運動「それから母は『ヨガやピラティスは全く退屈なんかじゃなかった!インナーマッスルや内面を鍛えられる運動で、静かだけど熱いのよ』とハマりまくっていて、すっかり元気になったんですよ」 今じゃすっかり意地悪などしなくなり、ヨガ初心者のお母さんに親切にしてくれる同じクラスの仲間達に、感謝をしながら過ごしています。 「母は、大好きだった激しい運動はできなくなってしまいましたが…この件ですごく大きな学びがあったと思うんですよね。歳をとってからも人は変わることができるんだなと思いました」 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文・イラスト/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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