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ラブリーな服で腕毛ボーボーだった30歳女性が「いきなり美女に変身」したわけ

公務員だから真面目、という恐ろしい思い込み

なぜ私が、舞さんはその彼と会わないほうがいいと思ったのか。その理由について話しました。 「今まで会った男性の中で、彼は一番年収とか学歴とか高くない?」 「他にも慶応大卒とか学習院卒の人がいましたよ」 「外見や他のプロフィールも含めて比べてみよう。総合的に見て、条件が良すぎない?」 「いいかもしれません。家が恵比寿だったと思います」 デートするカップル話だけを聞いても、彼のプロフィールが嘘か本当かはわかりません。でも一つはっきり言えることがあります。 「ごめんね。彼の条件が本当だとしたら、舞さんとは釣り合っていないの」 もちろん身分が違うとか、そんな話ではありません。

公務員だから真面目、という恐ろしい思い込み

「舞さんの小学校時代の同級生の中で、阪大みたいな旧帝大に進学した人ってクラスにどれぐらいいる?」 「あんまり覚えてないですが、かなり成績いい人ですよね」 「ですよね。舞さんの同級生で年収600万円以上の人いる?」 「年収の話はしないから…でも、不動産屋で営業やっている人は年収が高いかもしれないです」 私は舞さんに、「彼は今まで周りにいなかったぐらい、飛び抜けて条件がいい人だと思わない?」と尋ねました。 「ほんとですね」 「彼が普通じゃないんですよ。外見もそうで、清潔感があって爽やかってかなり人気がある部類だから」 「そうなんですか! 公務員だし真面目だと思ってました」 「公務員だから真面目ってことないから」 土日休み同士なのに次のデートが3週間後というのは、他の女性と会いまくってると思います。それに、まず公務員というのが本当かも怪しい。それを舞さんに伝えると…「でも、仕事で忙しいって言ってたし」と、すぐには受け入れがたい様子です。 「そりゃ他の女性とデートとは言わないですよ。カフェで『ゆっくり選んでくださいね』なんて、かなり女慣れしているから出てくる言葉だよ。他に誰も言わなかったでしょう」 「たしかに…そうですね」 【関連記事】⇒婚活で“雑に扱われる”30歳女性の悲劇「ホテルに行ったら音信不通」 【関連記事】⇒「太ってなくて髪もある“普通の”男性がいい」36歳女性のカン違い婚活
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舞さんはよく見ると、顔の産毛、口ひげがびっしり…
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