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ラブリーな服で腕毛ボーボーだった30歳女性が「いきなり美女に変身」したわけ

本物の清らかで飾り気のない女性たちは「マジで飾ってない」

「普通」を見誤るのは、舞さんのような女性に限った話ではありません。 男性の思う「清楚な普通の女性」も、実はかなりズレています。 男女多くの男性は、髪の毛がつやつやしていて、手足に体毛がない女性が「普通」だと思うでしょう。個人差は大きいと思いますが、生後30年以上の人間の毛髪が手入れなしでツヤが出るはずがありません。つやつやの髪もすべすべお肌も、努力の産物なのです。 清楚という言葉の意味を調べると「飾り気がなく清らかなこと」と出てきます。私は仕事上、恋愛経験がない女性とよく会うのですが、文字通り本来の意味で清らかで飾り気のない女性たちは「マジで飾ってない」。 服の毛玉、ほつれもそのままだし、コンシーラーで消した方がいいほうれい線もクマもシミも消さず、ありのままなのです。 男性は彼女たちと会っても生物学的に女性だとは認識するでしょうけれど、異性と一緒にいるドキドキした気分にはなりにくいでしょう。

本物の「ピュアな人」同士は出会わないという悲しい現実

それなのに、同レベルの男性に会うと、男性に対しては「服がシワシワ」と平気で言うのです。 仕方がないと思います。こういう「マジで飾っていない」人たちは存在感が薄いので、たくさんいるけれど可視化されないのです。そんな風に今まで存在を意識しないできた異性とも、婚活の場では1対1で会います。 女性の実態を知らないピュアな男性の思う清楚系女性は、ただのファッション清楚。そして、恋愛経験のないピュア女性の思う清潔感がある爽やか男性は、女慣れしたチャラ男です。 ピュアな人たちが自分の立ち位置を知り、釣り合う人とくっつくのならよいのですが、ピュア同士は悲しいかな、見事にすれ違ってしまうのです。 ※個人が特定されないよう一部脚色してあります。 【関連記事】⇒「太ってなくて髪もある“普通の”男性がいい」36歳女性のカン違い婚活 【関連記事】⇒「公務員と結婚するために」婚活スタート。変人に会い続けた33歳女性の失敗 【関連記事】⇒婚活で“雑に扱われる”30歳女性の悲劇「ホテルに行ったら音信不通」 【他の記事を読む】⇒連載「私が結婚できないワケ」の記事一覧はこちらへどうぞ <取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
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