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女性自衛官が語るセクハラ被害「胸が大きいと、ほふく前進がやりにくいもんな」

「セクハラを気にしていたら務まらない」!?思い込まされる組織文化

ベリーショート「途中で先輩女性隊員が間に入って席を離してくれたので助かりましたが、なぜここまで言われなきゃいけないんだと思ったらものすごく悔しかったです。  本人は言葉のセクハラという意識はまったくないのが余計に腹立たしく、上官も注意をするどころか『すっかり仲良しだなぁ』とトンチンカンなことを言い出す始末。これが自衛隊のリアルな実情なんだと身をもって知りました」  恵美さん自身は切り替えが早いほうなので引きずることはないそうですが、「この2人の隊員だけは絶対に許さない!」と怒り心頭。ただし、相談窓口や監査に訴えるようなことはしていないそうです。 「普通に会社勤めしていたらとっくに抗議していますが、ここは自衛隊です。あくまで私の考えですが…この程度で文句を言ったら負けたような気がして。ただ、あまりにムカついたので、頭の中では訓練で使う64式小銃で何度も撃ち殺していますけどね(笑)」 “文句を言ったら負け”と考えるように刷り込まれてしまう組織文化が恐ろしいですね…このままでは一向にセクハラ被害は減らないでしょうし。彼女がセクハラ隊員を脳内射殺する日々はまだまだ続きそうです。 【関連記事】⇒「男性隊員が私の股を広げて、腰を振りだした」22歳の元女性自衛官が集団セクハラ被害を告発私達の身近な「セクハラ」― 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <TEXT/トシタカマサ イラスト/鈴木詩子>
トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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