順調にお付き合いを重ね、麻美さんが28歳を迎えた頃、彼はブラジルに駐在に行くことが決まりました。麻美さんはそのまま結婚して一緒にブラジルにいけるものだと期待していたそうですが、彼は結婚せずに単身でブラジルにいくことを選びました。

麻美さんは彼の決断を尊重して「待ってるね!」と伝えたそうです。「ブラジルと日本の時差はちょうど12時間で、昼と夜が真逆なんです。連絡が取りづらかったんですが、
彼が起きた時と家に帰ってくる頃を考えて“おはよう”とか“おやすみ”のメッセージは欠かさず送っていました。あと、日本食とか恋しくなるかなと思ったので、お味噌汁とかを手紙と一緒に送ってました」と遠距離になっても変わらず麻美さんは献身的に頑張りました。
しかし、彼がブラジルに行って半年後、突然別れのメールがきました。「ごめん。やっぱり別れよう。
麻美がいろいろしてくれるのは嬉しいと思っている。けどそれがプレッシャーだと感じる時があるんだ。本当にごめん」と。
麻美さんは、「私はそのメールをもらった時は悲しくて仕方がなかったです。私は彼にたくさん尽くしました。発言、行動も全て。それでも、彼は結婚をしてくれなかったんです。だから私って頑張っても結婚できないダメな女だなって思います」と少し自暴自棄になっている様子でした。