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遠距離恋愛中の彼から突然届いた、“お別れメール”に大ショック「どうして…」

「尽くす」と「重い」は紙一重

 麻美さんのお話を聞きながら、彼が別れを告げた理由を私なりに考えていました。恐らく最初は尽くしてくれる麻美さんが愛おしかったのでしょう。しかし、別れを告げた時点ではそれが「重い」と感じるようになってしまったのではないでしょうか。 「尽くす」と「重い」は紙一重 尽くすことは相手への愛情表現として大切ですが、それを受け取る側が「重い」と感じてしまう場合もあります。これは紙一重で、尽くす側は注意しなければなりません。麻美さんのケースで「重い」方に振り切れてしまったキーワードは、「同調」と「見返り」だと思います。

「同調」しすぎはかえって負担に

 麻美さんは、常に彼を困らせないような言葉を発しているようでした。  例えば、「デートの時、彼が行きたい場所に興味がない時もありました。でも別に、私が行きたいところも無かったので彼に合わせていました」とか「彼が私に何を食べたいか聞いてくれるんですが、好き嫌いも無いので何でもよかったんですよね。だからあなたが食べたいものでいいってよく答えていました」というところです。彼の意向にすべて同調するという感じですね。  これだと恐らく彼は疲れてしまいます。仕事で忙しい人は、仕事中に頭をフル回転しています。それなのにデートで「なんでもいいよ」と言われると、ものすごく考えないといけなくなります。彼にとっては、「僕がやりたいことを優先してくれる」けど「いつも自分が考えなきゃいけない」と思い始めて、重いと思われてしまったのかもしれません。
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「見返り」を求められると重い
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