家事は“最後”までやってくれ!夫が料理すると「逆に地獄です」妻の嘆き
「家事や育児は女性の仕事」なんてもはや時代錯誤。今は男性が“手伝う”のではなく、役割りを決めて“分担”するのがあたりまえの時代です。
でもことあるごとに、パートナーがものすごく恩着せがましく「◯◯してやったぜ」アピールをしてきたり、徹底的に“言われたことだけ”しかやらなかったら、あなたは耐えることができるでしょうか……?
埼玉に住む青田さん夫婦(仮名)は、共働きで家事全般はきっちり分担しています。共通の友人たちや、それぞれの家族とBBQやキャンプに行ったときも、夫の秀典さん(仮名)は、率先して豪快な料理をふるまってくれるそうです。
「彼の料理はとても美味しくて、大好きです。でも好きなのは“料理”だけ。使った鉄板や、生肉を切った包丁やまな板などは放置したままで、調味料のフタも開けっ放し。使った網やトングもそのままで、得意なのは料理だけで、“後片付けは全部放置する男”でした」
それは家での家事でも同じだとか。
「我が家は、仕事に余裕がある方が晩御飯を作ることになっていて、彼の担当のときは、やってくれるのはやっぱり料理だけ。道具は使いっぱなしで、材料も冷蔵庫にしまい忘れてそのまま外に出ていることもしょっちゅうです。鶏肉を切った包丁とかがそのままだと衛生的にも悪いし、生臭いし、なにより濡れたままでサビそうで、すごくいや。価値観の違いというだけでは、済まない気がします」
手伝った気になっているのが余計めんどくさい!
一度語り始めたら、続々と彼の変な癖の話が飛び出してきます。
「例えば買い物を頼むと、買ってきただけでスーパーの袋ごとテーブルに『ドン!』と乗せて終わり。中に生ものや牛乳、卵が入っていても、冷蔵庫にしまうということが頭からすっぽり抜けているみたいです。
ゴミ出しを頼んでも、各部屋や排水溝のゴミをまとめて、袋に入れて縛るのは私の担当。彼は玄関に置かれた『あとはゴミ集積所に持っていくだけ』のものを、運ぶだけ。一つの家事には“前後の家事”もある、ということが彼には分からないのだと思います」
前後の家事。たしかに。
料理が得意でも、そのあとの洗い場は地獄絵図
