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家事は“最後”までやってくれ!夫が料理すると「逆に地獄です」妻の嘆き

「言ってもわからないなら、自分で気がついて?」

しかし、彼に正論を伝えても聞く耳を持ってくれません。そこで青田さんが考えたのが、「本人が違和感に気が付くまで、一切フォローしない放置プレイ作戦」でした。 カゴからあふれる洗濯物「言ってもダメなら、自分で気が付いてもらうしかないので(笑)。お風呂も買い物も洗濯も、彼がやったままの状態でそのままにしてみました。 すると、『……最近部屋荒れてない?』『一番風呂に入ったのに、お湯が汚い』と文句を言い始めて、さらに自分のおつまみ用の鳥なんこつが、買ってきてそのまま袋に放置されていたことにショックを受けて、私に怒鳴ってきたんです」

前後の家事の存在を徹底的に分かってもらった

でも、すべての原因は彼自身であるということを、ズバリと突きつけた青田さん。 「すると、びっくりした顔で『ええっ、前後の家事? 全然意識したことなかった……』と。昔から家事は母親任せでろくにやったことがなかったこと、言われたことだけをやればいいと思っていたことを口にしました。 そこで放送作家の野々村友紀子さん(2丁拳銃・川谷修士さんの妻)が書いて話題になった本『夫が知らない家事リスト』(双葉社刊)を彼に見せて、前後の家事の存在を徹底的に分かってもらいました(笑)。これで私のストレスが減れば、大成功です」 夫が知らない家事リスト『夫が知らない家事リスト』とは、夫が知らない家中の“名もなき家事”や細かい家事を、メディアで最強妻として登場されている野々村友紀子さんが書籍化したものです。 「今では『前後の家事もお願いね♪』というのが合言葉です。何が前後か分からないときは、ちゃんと聞いてねって伝えています。いつか子どもにお手伝いをお願いするときも、お手伝いは単発ではなく、流れで教えていきたいです」 その後青田さんは、日々家事への意識のズレをやんわりと指摘することで、より良い夫婦関係を保たれているそうです。 前後の家事、あなどれません。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <取材・文&イラスト 赤山ひかる> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
赤山ひかる
奇想天外な体験談、業界の裏話や、社会問題などを取材する女性ライター。週刊誌やWebサイトに寄稿している。元芸能・張り込み班。これまでの累計取材人数は1万人を超える。無類の猫好き。
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