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風吹ジュン(70歳)、デジタルツールはお手の物「アップルウォッチこそ年配に必要」

柴田恭兵と菅田将暉に共通する印象

――実際の共演シーンは少なかったとのことですが、改めて柴田さんはいかがでしたか?
柴田恭兵と菅田将暉に共通する印象

『連続ドラマW 両刃の斧』より

風吹「柴田さんはパーフェクトです。どこにいてもいつでも。なんでしょうね、柴田さんはいつも、ご自身の役だけじゃなくて、物語全体のイメージを深く読み込んでいらっしゃって、『ここはこうしてみたらどうかな』とお話してくださったりするんです」 ――現場でお芝居の話はしないという俳優さんも多いと聞きますが。 風吹「私はいろんなタイプの役者さんとお会いしてお仕事してきました。柴田さんは、映画やドラマといった映像で、作品全体におけるそのシーンのテンションの組み立てを考えて、ここは上げたほうがいいといったことをきちんと考えていらっしゃる方なんです。役者として、演出家のような目も持っていらっしゃる。そういう方は、柴田さんと、あと菅田さんもそうですね」 ――菅田将暉さんですか? 風吹「そうです。菅田さんも若いころからそうです。柴田さんも菅田さんも、私は一方的にすごく好きなんです。作品に対する愛情とか、自分が抱えている責任への思いとか、そういったものを含め、柴田さんも菅田さんも、とても才能をお持ちの、貴重な存在だと思っています」

風吹ジュンはアナログではなくデジタル派

――風吹さんご自身のことも聞かせてください。本サイトはネット媒体ですが、風吹さんはアナログ人間、デジタル人間、選ぶならどちらのタイプですか? 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます 風吹ジュンはアナログではなくデジタル風吹「アナログではないと思います。今の時代は災害も多いですし、家族の連絡でもデジタルツールはなくてはならないものですよね。私は学歴が低いので、一般的な知識はないかもしれませんが、自分が生きていくための知識は経験として積んできました。それをいつも助けてくれたのは、やっぱり情報です。そういった意味でも、アップルのパソコンも、ピコピコ(ダイアルアップ回線の音)鳴ってる早い時期から使ってきました。  情報は常にアップデートするようにしています。そうやって自分を鍛えて追いついていかないと、自由も得られないですから。今は情報が多すぎて大変な面もありますが、それでも今の若い人たちには、私たちよりもっと自由な未来があるんじゃないかと思いますよ」 ――普段からネットでの情報収集もされているんですね。 風吹「最近はパソコンより携帯ばっかりですけどね。アップルウォッチも出たころから使っていますが、あれこそ年配層には必要なアイテムです。転んだりしても本当にちゃんと反応して連絡してくれますから。ぜひみなさんも、親御さんにプレゼントしてください(笑)」  デジタル派という意外な面も明かしてくれた風吹さん。後半では、世の女性たちへメッセージをいただきます。 <撮影・文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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「連続ドラマW 両刃の斧」(全6話)はWOWOWにて11月13日(日)より放送開始、WOWOWオンデマンドにて配信。
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