――では、今はまだパートナーのいない女性が心得ておくべきことは?
ボレンズ「日本は海外にくらべて性や生殖についての学びが遅れていると感じます。女性なら、そもそも『生理痛はあって当たり前』と思っている人は多いのではないでしょうか。『女性だし、生理だからしかたない』と流してしまわず、『この痛みは、何かのシグナルかもしれない』と意識することも重要です。
今現在増えている子宮筋腫、子宮頸がん、子宮内膜症などについての知識を得て、早期発見に繋がる定期検査をしましょう。生理があったとしても、不定期や異常な生理痛を伴う場合はしっかり病院で診てもらうことをお勧めします。
私自身も20代までは自分の身体のことをろくに知らず、不妊治療の際に精密な検査をしてやっとわかったこともありました。やがて子どもを産むにしても、産まないにしても、自分の身体について掘り下げて見ておくことは、自分で選択できる将来の助けにきっとなると思います。
そして一番大切なことは パートナーや子どもの有無で自分の価値や幸せは決まらないこと。どう生きるか、何を幸せとするかは個人それぞれの選択なのです」
【ボレンズ真由美】
国際NLP認定コーチ/グローバルコミュニケーションコーチ/公益社団法人日本助産師会認定 不妊症ピアサポーター
10代でのカナダ生活、20代での中国生活、30代でのシンガポール生活を経て、40代の現在は「ふたり家族の新しいライフスタイル」を求めて、ドバイをベースにマルチ拠点生活に挑戦中。
バイリンガルMC、ナレーター、通訳/ファシリテーターとして活動する傍ら、自身の経験を活かし、子供のいない未婚・既婚女性に特化したメンタルヘルスや人間関係・夫婦のコミュニケーションの悩みを解消するライフコーチとしても個人セッションを日本語、英語で受付中。
2020年FLOW立ち上げと共にポッドキャスト番組「
産まない産めない女性の幸せな人生計画」を配信中。メディアではあまり語られない、子どものいない女性や夫婦の多様な生き方や心のプロセスなどを紹介している。
<取材・文/みきーる>