生地の食感や断面を確かめるため、タテ方向に切ってみました。

生地がしっかり膨らんでいます。美しい!
レモンチェッロクリームのほうは、想像していたより控えめ量のクリームが中心部分に注入されていました。

中心部分2カ所にレモンチェッロクリームが注入されています
クラッシックな定番のほうを食べてみると、ふっくらふんわり食感が印象的。レーズンもオレンジピールも聞いていて、ブリオッシュ生地のレーズンパンを食べているような贅沢な味わいです。
レモンチェッロのほうもバターと卵黄が活躍し、レモンが程よく効いています。私はこれまでにさまざまなパネットーネを食べていますが、このパネットーネはしっとり系ではなくふんわり系。口当たりが軽やかなのが印象的でした。
それでは次に、もしこのパネットーネが気に入った場合、サイズアップするといいことがあるというお話に移りましょう。
実はパネットーネ、大きいサイズがおいしいと言われています。これは私も実際に比較実食したことがありますが、しっとり感や風味の点で濃厚さがアップするのです。
カルディで扱っているパオロラッザローニのパネットーネは500gサイズ(1680円)もありますから、ミニサイズを試してみて味が気に入ったら、大きなサイズにチャレンジしてみるのもオススメです。
その他ミニサイズの魅力としては、2点。箱をオーナメントとして飾れるというということと、気軽に手土産として活用できるということ。
イタリアの人たちはクリスマスシーズンになると、親しい人や家族などとお互いにお気に入りのパネットーネを贈りあう習慣がありますから、このミニサイズを送るというアイディアは日本でも喜ばれるのではないでしょうか。食べ切りサイズなので、自分用に朝ごはんやランチで楽しむのもよさそうです。

食べ終わったら、箱をオーナメントにして飾ることができます
さあ、それでは次にドイツのシュトーレンを試してみましょう。