真冬のベランダで、裸で叫ぶ「隣人男性」に恐怖!その衝撃の“目的“とは
ひとり暮らしをしている人の中には、「隣人がどんな人か分からない」「顔を見たこともない」という人も少なくないようです。
今回は、顔も見たことがない隣人の行為によって、恐怖のどん底に落とされた女性から話を聞きました。
「とにかく家賃を抑えたくて、あの頃は木造のアパートに絞って部屋探しをしていました。家賃にお金を持っていかれるなら、その分を貯金に回したくて。でも、あの隣人に出会ってから、考え方がすっかり変わりましたね」
そう話すのは、世田谷区在住の河合奈々さん(仮名・32歳)。当時住んでいた築30年の木造アパートは、予算内で2階の角部屋。日当たり抜群でベランダが広めだったのを気に入り、内覧した奈々さんは即決したそう。
「私が引っ越した時には、全6戸の内半分くらいは空き部屋でした。その時は隣の部屋も空いていたんですけど、それから3ヶ月くらい経った頃に隣人が引っ越してきて。その時の隣人が、ちょっと……」
隣人が引っ越してきた日の夜8時頃、どこからか低い声が聞こえてきたといいます。
「最初は、誰かが外で電話しているのかなと思いました。2月の寒い時期だったので、窓を閉めてテレビも付けていたし、なんか声が聞こえるなって。でも、しばらくしてまだ声が続いてたので、気になってテレビを消したら電話じゃなくて……」
奈々さんがカーテンを少し開けて隣のベランダを覗いてみると、上半身裸の男性が空に向かって両手を挙げて叫んでいたそう。
「真冬に裸で、『ベントラー、ベントラー、ベントラー……』って繰り返し言っていました。私、ひとり暮らし歴は長いし、お化けとかも信じないんですけど、あれを見た時はさすがに鳥肌が立ちましたね。すぐに『ベントラー』が気になって。調べてみたら、UFOを呼ぶ呪文のようでした」
家賃重視で選んだ築30年の木造アパート
宇宙との交信をはじめる隣人

1
2