「シャツのすそはイン?アウト?」問題。痩せてオシャレに見える着方は
こんにちは、ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。服のトレンドは年々多様化が進んでいて、同時期にさまざまなスタイルの着こなしが流行しているのが現状です。だからといって、“どんな着こなしでも、なんでもあり!”というわけにいかないのがおしゃれの本当に難しいところ。
とくに私たちをいつも悩ませるのが「シャツをインするorアウトする?」問題。いったいどうして、いつ誰がそのルールを決めたのか謎めいていますよね。今回はそんなシャツイン、シャツアウトの事情についてご紹介いたします。
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今、シャツはインするほうが良いのか、それともアウトすべきか。どちらが正解なのかと問われれば、どちらでもなく「半々」といった答えになります。トレンドの流れとしては、あくまでも個人的な見解ですが、およそ5年サイクルでシャツイン→フロントイン(前だけイン)→オールイン→シャツアウト→現在はどちらも共存…といった流れではないでしょうか。
なぜ、どちらかが廃(すた)れることなく両方人気を維持しているかと言えば、その理由は冒頭にもお伝えしたようにファッションのトレンドが多様化したためです。実際にオーバーサイズのアイテムも、丈の短いコンパクトなアイテムも、どちらかいっぽうに偏ることなく同じくらい店頭に並んでいます。
なので、シャツイン・アウトするべきかを見極めるには、着るアイテムのシルエットや着丈によって判断しなくてはなりません。なので、それぞれインすべき着こなし、アウトすべき着こなしのポイントをご紹介します。
シャツインスタイルも依然として人気が続いていますが、いっぽう前部分だけをインするフロントインスタイルはやや廃れ気味。こちらも全く見かけないわけではありませんが、両サイドのシャツアウトが今では少し野暮ったく感じやすくなっています。それよりはオールインスタイルが主流でしょうか。
リブニットなど体にピタッとフィットしたシルエットのニットにハイウエストのパンツやスカートで、くびれをしっかりと強調させるスタイルはシンプルかつ上品見えするので大人世代にも人気が高いですね。シャツインをする場合の鉄則として、ボトムスは必ずハイウエストを選ぶこと。ふっくらとした厚みのあるニットをパンツやスカートにオールインする場合は、ブラウジング(服をつまんで少したるませる手法)をすることでよりウエストにくびれが生まれやすくなります。
2023年、シャツはインすべき?アウトすべき?
シャツインはくびれをしっかり強調するスタイルへ

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ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子さんが、あなたのファッションの悩みにお答えします。相談したい方は、こちらの「お問い合わせフォーム」まで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【ファッション相談】を入れ、お送りください。コーディネートのこと、体型カバーのことなど、ファッションに関することであれば何でもOKです。
※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。
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