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ザコシショウの審査コメントが影響か?R-1決勝に“ギャグの羅列ゼロ”の事情とは

唯一“正統派1人コント”のコットンきょんは、とんでもない才能

――今年は、作り込んだ設定のいわゆる“正統派1人コント”はコットンきょんのみです。他のコントはギャグやフリップ、ものまねをコント構成にしたものと言えそうですが。 <断言してもいいですが、“正統派1人コント”は、フリップ系やギャグに比べて、笑いを取るのが技術的に難しいです! 演技力が必要なのはもちろんのこと、ストーリーの中で不自然さを感じさせることなく笑いどころを数多く作るのは、至難の技です。 その点、フリップ系のネタはテーマさえ伝われば、あとはフリップをめくるたびに笑いどころを作ることができます。ギャグも羅列にしてしまえば、時間いっぱいギャグをやり続けることができます。 そのうえ、現在のR-1グランプリは「芸歴10年以内」の制約があります。芸歴10年以内で1人コントが面白い芸人さんもいるにはいますが、「おもしろければなんでもあり」のR-1グランプリの中で勝ち上がるのは、相当難しいでしょう。 その点、“正統派1人コント”で勝ち上がったきょんさんは、とんでもない才能の持ち主です>

コンビネタをもとに1人ネタにしてもまったく構わない

――コットンきょんの警察のカツ丼課は、もともとコットンが改名前のラフレクラン時代にやっていたコンビネタでした。コンビネタをピンネタとして披露することについてどう思われますか? <コンビネタを1人でやることは、まったく構わないと思います。それで予選を勝ち上がってきたわけですから。 面白かったら勝ち上がるし、つまらなかったら負けるだけのことです。 個人的には、あの「警視庁カツ丼課」のコントは7~8人くらいでワイワイやって欲しいな、とも思いましたが(笑)> <文/女子SPA!編集部>
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。X:@joshispa、Instagram:@joshispa
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