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エルメスに半年で50万課金。“エルパト”にハマった34歳・専業主婦の結末

憧れのブランド・エルメス。 中でも、ケリーやバーキンといった定番アイテムは人気が高く、店舗に入荷することもまれ。簡単には手に入らず、お目にかかることも難しいのが実情です。
エルメス エルパト

※画像はイメージです(以下、同じ)

しかし、そうは知っていても欲しいものは諦められないもの。最近はSNSを中心に“エルパト”という言葉が広まりつつあります。 いったい“エルパト”とはどのようなものなのでしょうか。その実態と“エルパト”を経てピコタンを購入できた女性の体験談を紹介します。

 お店に行っても在庫ゼロ!?

ヒール“エルパト”とは高級ファッションブランド・エルメスのレアアイテム(バーキン、ケリー、ピコタンなど)をゲットするべく、エルメスの店舗を渡り歩く行動のこと。エルメスの店舗やオンラインショップをパトロールすることを略した言葉です。 でも、なぜそのようなことをする必要があるのでしょう。 実は、エルメスの人気アイテムは、多数のアイテムを購入(課金と呼ぶ人もいる)するお店のお得意さま、通称・顧客が複数回買い物をすることで付く担当(自分専属の販売員)からの紹介でなければ購入できず。バーキンやケリーに限っては、枠制度が設けられており、顧客であっても1年に2個しか購入できないのです。 しかし、エルメスには顧客用のアイテム以外に、お店を訪れて運が良ければ買えるアイテム、通称フリーのものも少なからず存在しているそう。“エルパト”をする方は、このフリーのアイテムに出会えることを目指しているのだそうです。

土日は3〜4時間待ちも当たり前

ちなみにアイテムを手に入れる以前に“エルパト”も簡単ではありません。 例えば、駅前にあるお店や有名百貨店内にある店舗の場合は、ほぼ毎日、入店待ちの行列が。特に土日は3~4時間待ちとなる店舗もあります。 店舗を回るほかには、エルメスの公式オンラインブティックなどでレアアイテム購入を目指す“エルパト”をする人も。しかし、オンラインでの購入はかなり難しく、人気商品はカートインすら難しいと言われています。 このようにエルメスの人気アイテムを購入するのは至難の業。エルパトの末、お目当てのピコタンをゲットした女性は、いったいどのように手に入れたのでしょうか。話を聞きました。
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お目当てに出会うため半年で50万課金!
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