
「詳細を聞くと、親友は相談に乗ってもらうためだといいました。親友は最近仕事のことで悩んでいて、SNSで弱音を吐いてしまったらしく……。その投稿をみた彼から個人的にメッセージが届き、明日話を聞いてもらうことになったそうです」
その話を聞き、神田さんは唖然とします。
「昔、元彼が私にアプローチしたときと同じ方法で親友に近づいていたのです。彼との出会いは、まさに私が精神的に追い詰められていて、SNSでつぶやいたことがきっかけでした。
彼から『大丈夫? 相談に乗るよ』と連絡が届き、飲みに行ったんです。それで、その日に親密な関係となってしまいました。親友の話を聞き、同じ目に遭うのではないかと冷や汗が止まりませんでした」
神田さんは親友に忠告したものの、最悪の事態を想定してしまいます。
「過去に、私にも同じ出来事が起きたことを話しました。親友は、元彼には興味がないから心配はいらないと言っていましたが、結局次の日は親友からの連絡はありませんでした。
私は元彼のことを忘れられていないので、今2人は何をしているのだろうと嫌な妄想ばかりをしてしまい、夜も眠れませんでした」