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Chage(チャゲ)の32年前の名曲がよみがえる。「今に通じる歌。感慨深いです」

今年デビュー44年を迎えるChage(チャゲ)が率いた伝説のバンド「MULTI MAX」(1989~1997)をご存知でしょうか。 なかでもMULTI MAXの代表曲「WINDY ROAD」(1991年)は、今もChageがライブで歌い続けており、サビで観客がいっせいに紙飛行機を飛ばすのが定番となっています。

「WINDY ROAD」のカバーがチャリティソングに

Chage

Chage

この「WINDY ROAD」が、今年4月から、FNSチャリティキャンペーンのイメージソングになることが発表されました。新たな想いを込めて「WINDY ROAD」をカバーするのは、シンガーソングライターの宇海-UUMI-と、ピアニスト・アレンジャー澤近泰輔のユニット。 宇海-UUMI-は2010年にChageがこの曲をアルバムレコーディングした時にコーラスで参加しており、澤近泰輔はCHAGE and ASKAをはじめ多数のアーティストと活動を共にしてきたことで知られています。
宇海-UUMI-

宇海-UUMI-

世界の子どもたちを支援して50年

FNSチャリティキャンペーンはフジテレビ系列全28局とBSフジが協力し、1974年から、厳しい環境で暮らす世界の子どものための支援活動を続けてきました。毎年度、支援国を決めて、放送やイベント・SNS等で募金活動を行い、ユニセフを通じて子どもたちを支援。2020~2022年度は世界最貧国の一つといわれるモザンビーク共和国を支援し、2023年4月からは、昨年6月のモンスーンで国土の3分の1が水没する被害を受けたパキスタンの子どもたちを支援するそうです。募金はFNSチャリティキャンペーンの公式サイトからも行えます。 キャンペーンでは長年、イルカの歌う「まあるい地球は誰のもの」をテーマソングとして使用してきましたが、50周年の1年間限定(2023年4月1日~2024年3月31日)で「WINDY ROAD」がイメージソングになるのです(イルカの歌も引き続き使用)。
澤近泰輔

澤近泰輔

「WINDY ROAD」は湾岸戦争が勃発した時期に作られ、平和への願いと希望が込められています。しかしその後も、世界は平和になるどころか、紛争や災害で多くの人が苦しみ、さらに新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻と、悲惨な状況が続いています。この曲のメッセージは、今も新たな意味を持つことでしょう。
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