“いい子”で育った大人が「男女関係でしくじりやすい」わけ。今すぐやめたい習慣も
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。個別婚活相談や結婚相談所のセミナー講師をしながら、これまで1000人以上の「出会いがない男女」の相談に乗ってきました。
かつて髪はボサボサで化粧もしない「完全なる非モテ」だった筆者。「人は変われる」を自ら実践し、多くの方々の“もったいない”をご指摘してきた経験から、誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
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こどもの頃から親や教師に言われたことは真面目にこなしてきたいい子だったという方が、男女関係ではしくじることがよくあります。恵さん(仮名/都内在住・金融機関勤務・32歳)もそんなタイプでした。
親の目を盗んでこっそり彼氏を作っていた妹は結婚して出産してライフステージを変化させている一方で、反抗期もなくずっといい子で来てしまった恵さんは、20代から婚活しているのに彼氏すらできません。29歳の時に有名な大手結婚相談所に入会したもののうまくいかず、30代になり個人経営で手厚いサポートがウリの結婚相談所に乗り換えます。ところが「もっと積極的に」など抽象的なアドバイスしかもらえず、何をどうしたらよいかもわからないまま停滞気味。
そこで、私のところへ相談にやってきました。恵さんは私が水を飲むと合わせて水を飲むような、ペースを合わせる方でした。意識したことはなく、自然にそうやるのが癖になっているそうです。
しぐさを合わせると相手は親近感を持ちやすいもので、恵さんはお見合いして相手に断られたことがほとんどありません。でもそんな風に合わせた結果、相手には好かれるけれど自分が嫌になって関係をリセットしてしまう。恵さんの恋愛はそんなパターンが多いそうです。
最近交際終了したばかりの大祐さん(仮名・33歳)とは、お見合い後にLINE交換をして海の話をしたそうです。
「彼は葉山とか浦賀とかに行くのが好きみたいで、かなり前に行ったことがあるから『いいところですね』って言ったんです。大祐さんは私もそこが好きだと思ったみたいで、別に行きたいとは言っていないのに、車出すよって言われたんです。いいところだけれど、よく知らない男性と二人で遠出したいほど行きたいわけではない。でも積極的になった方がいいかなと思ってドライブに行きました」
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