3万円でプロにヘアメイクをしてもらい、写真を撮りました。そしていよいよ婚活をスタートしたのですが、申込が来たのは3人で、一番若い人でも50歳です。同年代男性からの申し込みは0件でした。
試しに50歳の人には会ってみましたが、お見合いの間あまり目を合わせてくれません。裕子さんの方が一生懸命質問して会話を盛り上げたものの、相手から特に質問もされず会話が成立しないため、断ったそうです。

結婚相談所に相談したら「自分から積極的に申し込みした方がいいですよ」と言われ、申し込みをすることに。その相談所は月に50人まで申し込みができました。申し込みをして秒速で断られることもあったそうです。申し込んだ50人中、お見合いできることになったのはたった3人でした。
裕子さんはこの時点でもう、心が折れそうでした。相談所には「結婚相談所だと15人に申し込みしてお見合い成立は1件ぐらいなので、こんなものですよ」と言われ、だったら初めから厳しい実態を教えてほしかったと不信感を募らせました。
その後も質問すれば回答が来る程度で、相談所のサポートが手厚いと感じることはありませんでした。半年ほど在籍しても結婚相手は見つからず、その相談所は退会しました。
半年で婚活に使ったお金は、写真撮影・服・交通費などで計約25万円ほどです。節約して切り詰めて生活していた中で、痛い出費でした。
裕子さんが見た結婚相談所の情報サイトを見ると、上位にランクインしている結婚相談所の中にはあまり聞いたことがない新しい結婚相談所もありました。あまり会員もいないところなのではないでしょうか。