Love

彼氏の“サプライズ”でヒールのまま山に連れて行かれ…「情けなさすぎる告白」に別れを決意

ひとり盛り上がる彼氏を前に、我慢の限界が訪れた

そんなキャンプでしたが、彼氏としては大満足だったようで……。 「彼は、『こんな困難な状況でも、二人なら楽しめちゃうね』『最高の記念日じゃん』とか言っていたんで、きっと“自分は”楽しかったんだと思います」 でも、片倉さんは違ったんですよね。 「だから言ってしまったんです。『ひとりで盛り上がって、相手への気遣いもゼロ。それで“楽しめちゃうね♪”なんて、なにをどう勘違いすればそう思えるのかな♪』『私ずっと笑ってないよね。気が付かなかった? ありえないくらいの自分勝手さが垣間見えて、まじでしんどい♪』って(苦笑)」 車の前で喧嘩する男女の若いカップルそれまでの付き合いで積もり積もったものもあったのでしょうか。 「そう、それが今回のキャンプで溢れてしまったんでしょうね。彼も、私のまさかの反応に凍り付いていました。テンションが上がっていた彼とは真逆に、私の彼への愛は氷点下まで下がっていました

「本当はプロポーズするつもりだった」と彼

そ、そのあとは一体どうなったのでしょうか。 「女友達に連絡して、車で迎えに来てもらってそのまま帰宅しました。彼氏は、その後どうなったのか知りません。でも、共通の友達づてに、『本当はあそこでプロポーズするつもりだった』『きみとなら、どんな困難でも乗り越えられるって改めて痛感した』ってメッセ―ジが来て……。 それから怒涛(どとう)の勢いで連絡がきましたが、全部スルーしてブロック。もう二度と会うことはないと思います」 氷点下まで冷めきった愛。悲しいかな、そのわだかまりは、春の雪解けでももはや溶けることはないでしょう。 ―シリーズ「春のトホホ」― 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <取材・文&イラスト/赤山ひかる>
赤山ひかる
奇想天外な体験談、業界の裏話や、社会問題などを取材する女性ライター。週刊誌やWebサイトに寄稿している。元芸能・張り込み班。これまでの累計取材人数は1万人を超える。無類の猫好き。
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