「捨てられない!」でも大丈夫。置く場所を変えるだけで片付くYouTubeで人気の神メソッド
片づけ=捨てる。究極の選択しかなくて、片づけをあきらめていた人はいませんか。
『物に囲まれてすっきり暮らす』(大和書房)は、今までの常識を覆した本。「『物を捨てられない人』のために書きました」という著者は、幸せ住空間セラピストの古堅純子さんです。
本書には、物を捨てずにまっさらな空間を作り出す独自の神メソッドがいっぱい。それは5000軒以上のお宅を片づけて確立した、古堅さんのオリジナルです。YouTubeの動画再生回数は6200万回超という事実から、捨てられない人々に心底よりそっているのがわかります。
物が捨てられないのをまるで罪のように感じていたあなた。本書で新しい片づけかたを学んでみませんか。
「物を寄せて部屋の景色を変える→寄せた物を埋(う)める」。たったこれだけが捨てない片づけの極意だと本書。「寄せる」というのは理解できますが、「埋める」となるとピンとこないかもしれません。
「埋める」というのは「収納の奥や物置スペースなど、見えない場所に移動させるという意味です」。つまり「捨てられないのならよけいな物を寄せて、埋めればいい」という結論になります。
これだけだとイメージがつかみにくいですよね。次に「寄せて埋める」ための仕組みを5つ、順番に本書から抜粋してみましょう。
①部屋のコンセプトを決める
漠然と片づけるのではなく、「どんな暮らしをしたいのか」というビジョンをはっきりさせましょう。目標を明確にするのが成功への近道です。
②物を寄せて更地にする
とりあえず物を一旦どこかに寄せて「更地」を作ります。物がなくなって床が見えると、部屋の「景色」が変わります。
③景色を変える
物だらけの部屋から物がなくなり、「更地」という新鮮な「景色」が現れると、不思議と夢が広がってくるのです。何もない部屋やスペースが、ワクワク感を呼び戻すのです。
④仕組みを考えて収納する
新しい「景色」を作り出すために、ゼロから発想しましょう。ここで①の「部屋のコンセプト」のビジョンが生きてきます。
⑤寄せた物を埋める
最後に「寄せた物」の場所を決めていきます。「その場所がないから片づかないのじゃないか」というツッコミも、いくつかの工夫でクリアできるのです。
「捨てられない!」でも大丈夫
