名古屋出身の“坊ちゃん俳優” 3人が大躍進。父は大学学長、プロ野球選手、高級靴メーカー社長
縁に導かれる“エル・ニーニョ”赤楚衛二

画像:TBSテレビ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』公式サイトより
画面からも伝わる育ちのよさ
そんな神の子・赤楚衛二もまた素晴らしい父親を持つ。父・赤楚治之氏は、名古屋学院大学で学長を務める言語学者。赤楚が幼少の頃は、父がウィスコンシン大学で研究していた関係でアメリカに暮らした。 実は赤楚君、帰国子女というわけだ。しかも言語学者による育児となると、かなり高等な教育を叩き込まれたのではと想像する。なるほど、出演する作品の画面からも伝わる赤楚の育ちのよさは自然なことだろう。 育ちのよさで言うと、より筋金入りのひとりがいる。冒頭で触れた筆者の名古屋出張での帰り際、名鉄線に揺られているとちょうど金山駅と名鉄名古屋駅間で車窓に大きなネオンサインが一瞬流れた。 思わず乗り出して確認すると、「マドラス」という社名がはっきり見えた。名古屋屈指の高級紳士靴メーカーである同社には、あの御曹司俳優がいる。