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名古屋出身の“坊ちゃん俳優” 3人が大躍進。父は大学学長、プロ野球選手、高級靴メーカー社長

 自分が好きな俳優を検索して、プロフィールを見ていると結構面白い発見がある。
名古屋駅

※イメージです

 特に出身地には、意外な類似点が見つかりやすい。「この人も!」、「あの人も!」という具合に同郷の俳優たちを結んでみるとどうだろう。今回、目をつけてみたのは、愛知県名古屋市だ。 「イケメンと映画」をこよなく愛する筆者・加賀谷健が、“名古屋三大坊っちゃん俳優”を紹介する。

筋金入り“名古屋三大坊ちゃん俳優”

 この間、名古屋出張への新幹線でふと気になり、名古屋出身の俳優を調べてみた。すると驚くべきことに、気になる(いやその実、気になるどころではない)俳優ばかりなのだ。  ああ、これなら筆者も名古屋生まれだったらなと思ったほど。しかも、その俳優たちの家族がスゴい。全員が全員、父親が誉れ高いお歴々なのだ。筋金入り“名古屋三大坊ちゃん俳優”という命名はどうだろう。  山田裕貴、赤楚衛二、岩田剛典。今をときめく3人のこの“きらぼし”のような固有名詞は、筆者が現地で食べたご当地料理よりもさらに名物感がある。順番に説明しよう。

野球ユニフォーム姿がやけに様になる山田裕貴

 山田裕貴。1990年生まれ。小学生の頃はリトルリーグに所属し、野球の道を志した。中学時代も続けるが、入学した名門・東邦高校では野球部に入らなかった。  確かに野球ユニフォーム姿がやけに様になっているなと思ったことがある。2018年に中日ドラゴンズ対ヤクルトスワローズ戦で始球式のマウンドに登場し、73キロの投球を披露した。  今や押しも押されもせぬ人気俳優になった山田だが、少年時代の彼が野球に打ち込んだ背景には、父・山田和利氏の影響がある。  山田和利は、1983年にドラフト4位指名で中日ドラゴンズに入団。広島カープでも活躍したプロ野球選手だ。  野球選手を父に持つということは、相当なプレッシャーを感じながら自分も同じ道をひとまず目指すものなのかもしれない。プロ野球選手と俳優。素晴らしく芸達者な父と子ではないか。
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縁に導かれる“エル・ニーニョ”赤楚衛二
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