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幼児教室でインフルエンザ発生。“激怒するお受験ママ”VS“ワクチン否定の自然派ママ”が大ゲンカ

知育教室沼202307②20年前で、こうである。昨今は新型コロナワクチンの存在もあることからさらに情報が入り乱れ、この手の教育沼は、さらなるカオスになっていそうだ。 また、早期教育の低年齢化やSNSの発達によるコミュニティの作りやすさ、つながりやすさ。こうした「沼現象」は確実に悪化していると思われる。

子どもが大きくなってからの付き合いは?

しかし歩さんの場合は、子どもがすでに成人している。当時の沼=コミュニティはとっくに解散しているだろう……と思いきや、「まだ付き合いはつづいている」という。 「同じ痛みや切実さを感じていた人かつ、そのなかで同じ温度感を持ち、違和感を話し合えた人とは関係も長くつづくんですよね。ああ……でも、いまだにおかしなものにハマっている人はたくさんいます」

やはり怪しいものにハマる人も

知育教室沼202307②「最近ですと、自己啓発セミナーに傾倒している人がいましたね。 昔は同じ沼にいた仲間が、いまはそれぞれが違う世界にいる。彼女たちのSNSを見ていると、ちょっとパラレルワールドを見ているかのような気分です」 母親たちとの付き合いがつづいたことで、子どもらの「その後」も知ることができた。早期教育は果たして本当に効果があったのだろうか? <取材・文/山田ノジル>
山田ノジル
自然派、○○ヒーリング、マルチ商法、フェムケア、妊活、〇〇育児。だいたいそんな感じのキーワード周辺に漂う、科学的根拠のない謎物件をウォッチング中。長年女性向けの美容健康情報を取材し、そこへ潜む「トンデモ」の存在を実感。愛とツッコミ精神を交え、斬り込んでいる。2018年、当連載をベースにした著書『呪われ女子に、なっていませんか?』(KKベストセラーズ)を発売。twitter:@YamadaNojiru
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自分が身内が友人が沼ったご体験談を募集中です。当連載における沼とは、科学的根拠のない健康法やマルチ商法、過激なフェムケアや自然派思想など、主に健康問題に関わるものにハマることを示します。「女子SPA!」のお問い合わせフォームより、ぜひお気軽にご連絡ください(お返事に時間を頂戴する場合もあります)。
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