幼児教室でインフルエンザ発生。“激怒するお受験ママ”VS“ワクチン否定の自然派ママ”が大ゲンカ
20年前で、こうである。昨今は新型コロナワクチンの存在もあることからさらに情報が入り乱れ、この手の教育沼は、さらなるカオスになっていそうだ。
また、早期教育の低年齢化やSNSの発達によるコミュニティの作りやすさ、つながりやすさ。こうした「沼現象」は確実に悪化していると思われる。
子どもが大きくなってからの付き合いは?
やはり怪しいものにハマる人も
「最近ですと、自己啓発セミナーに傾倒している人がいましたね。
昔は同じ沼にいた仲間が、いまはそれぞれが違う世界にいる。彼女たちのSNSを見ていると、ちょっとパラレルワールドを見ているかのような気分です」
母親たちとの付き合いがつづいたことで、子どもらの「その後」も知ることができた。早期教育は果たして本当に効果があったのだろうか?
<取材・文/山田ノジル>山田ノジル
自然派、○○ヒーリング、マルチ商法、フェムケア、妊活、〇〇育児。だいたいそんな感じのキーワード周辺に漂う、科学的根拠のない謎物件をウォッチング中。長年女性向けの美容健康情報を取材し、そこへ潜む「トンデモ」の存在を実感。愛とツッコミ精神を交え、斬り込んでいる。2018年、当連載をベースにした著書『呪われ女子に、なっていませんか?』(KKベストセラーズ)を発売。twitter:@YamadaNojiru
自分が身内が友人が沼ったご体験談を募集中です。当連載における沼とは、科学的根拠のない健康法やマルチ商法、過激なフェムケアや自然派思想など、主に健康問題に関わるものにハマることを示します。「女子SPA!」のお問い合わせフォームより、ぜひお気軽にご連絡ください(お返事に時間を頂戴する場合もあります)。


