“ボロボロ髪”を抜け出せた私が「食べないようにしているもの」。髪を美しくする食生活とは
こんにちは、毛髪診断士の元井里奈です。
癖毛のダメージヘアに悩んでいた時代から、今では自分の髪が好きと思えるようになりました。ダメージや薄毛を防ぎ、美髪へと導くヘアケア方法を発信しています。
今回は、「美髪のために食べないようにしているもの」についてお伝えします。
そもそも美髪作りを考えるとき、私は2つの大きな視点で考えています。1つは、今生えている髪をいかに傷ませないか、つまりダメージ予防。そして2つ目は、これから生えてくる髪をいかに美しい状態で生やすかです。
髪は死んだ細胞ですから、1つ目の「ダメージ予防」については今回のテーマである食生活と関係がないと考えられますが、2つ目は食生活と大きく関係します。
なぜなら、「私たちの身体は、自分が食べたもの、飲んだもの以外のものからは何一つ作られません」という言葉があるように、髪の毛は自分が口に入れたものから作られるといえるからです。
そのため、「これから生えてくる髪を美しく生やす」という目的で食事には気をつけています。
ただ、美しい髪を生やすためにはストレスも大敵なので、食事内容に悩んでストレスが溜まらないよう「基本的には食べないものを決めている」というのが現状をよく表しているかもしれません。
食べないものを決めていれば、おのずと毎回のチョイスから髪に悪いものを排除できるので、あとは可能な範囲で髪や体に良いものだったり、好きなものを選んで食べ、プラスアルファでサプリメントを活用しているという感じです。
もちろん、その場の状況でやむを得ないことがあったり、人間ですのでたまには暴飲暴食もしたりしますが、それが「たまに」であればいいと思っています。
髪の毛への悪影響を考える上で大切にしているのが、「IGF-1」という体内因子です。
IGF-1(アイジーエフ・ワン)は髪の成長に深く関わる体内因子なのですが、思春期をピークに減る傾向があり、減ってしまうと、健康的な髪を育てにくくなると考えられています。
なので、できるだけIGF-1が減らないよう、IGF-1の分泌を抑制してしまう食べ物、糖、塩分、脂質の摂りすぎに気をつけています。
糖、塩分、脂質というと、メタボになりやすいイメージがあると思いますが、実は「薄毛な人にはメタボな人が多い」との研究結果も出ているそうで、髪とまったくの無関係ではないと言えるでしょう。

私の美髪作りにおける、基本的な考え方
美髪のために「基本的には食べないもの」は…
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