“ボロボロ髪”を抜け出せた私が「食べないようにしているもの」。髪を美しくする食生活とは
体の健康状態が髪に影響する
また、髪の毛との直接の因果関係までは把握していないのですが、一般的に体に悪いとされるものも控えています。
なぜなら、髪には全身の健康状態が反映されると考えているからです。髪は、頭皮の中にある毛母細胞で作られる細胞なので、頭皮に注目が集まりがちですが、その頭皮の健康状態には、栄養をはじめ、年齢、ストレス、疲労、ホルモンバランスなど、体の内側や全体のことも関係しています。
そのため、過剰摂取した場合に悪影響が出ると言われているトランス脂肪酸や、リン酸塩など添加物の多いものは、知らない間に過剰摂取にならないよう、できるだけ控えるようにしています。
食事と髪の関係は「今日食べたら明日変化がある!」という話ではないので、長期的に取り組めるよう、我慢のしすぎや無理のない方法をとることが大事だと思います。
「明らかにこれは体に悪そうだな」というものから、まずは一つでも摂取量を減らしていけるといいですよね。
<文・撮影/毛髪診断士 元井里奈>元井里奈
東栄新薬株式会社/取締役。毛髪診断士®/サプリメントアドバイザー/メノポーズ(更年期)カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram:@rinam.0922、Twitter:@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア」
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