次に、生地を比較してみましょう。

左からワークマン、ユニクロ
レギンスを内側から触ってみると、ワークマンは柔らかく温もりを感じる肌触りでした。一方のユニクロはひんやり、サラっとした肌触りです。
ポリウレタンはどちらの生地にも少し含まれているので、素材は綿かナイロンの比較になりそうです。ワークマンには綿が95%、ユニクロにはナイロンが89%使われています。
ワークマンに使われている「綿」は、肌触りが良く、通気性や吸水性に優れている素材ですが、縮みやすくシワになりやすい素材でもあります。下着の生地によく使われることが多い素材です。
ユニクロに使われている「ナイロン」は、耐久性に強く弾力があってシワになりにくい素材で、デメリットは静電気が発生しやすいこと。ストッキングによく使われる素材です。

左からワークマン、ユニクロ
ワークマンは、30度で非常に弱い洗濯機使いが可能、ユニクロは40度で弱い洗濯機使いが可能です。
大きな違いは、ユニクロは110度を限度にアイロンが使えること。また、ワークマンは塩素系および酸素系の漂白剤の使用禁止なのに対して、ユニクロは酸素系の漂白なら使えます。