News
Human

コスメや女性装が妻に見つかり「普通の両親で子どもを育てたい」と離婚に。ryuchellさんへの中傷で考える“性別に悩む人”は親として不適当なのか

――今後はご結婚など考えておられますか? もうこりごり? 晶:実は、結婚したんです。いまの日本では、戸籍上の男性と女性でしか結婚できないので、パートナーは戸籍上は女性です。でも、性自認は女性ではありません。 性別違和と結婚①

カテゴライズからの解放

――そうだったんですね。 晶:過去、“夫”や”父”という役割に悩んだこともありますし、お互い女性でも男性でもありませんからね。すごく迷いました。 でも、老後のことや、突然の病気や事故などなにかあったらと考えると、結婚という制度を選ばざるえなかったです。 社会から男女カップルとして扱われる問題はありますが、そのぶんお互いを尊重しあっていきたいと思っています。男性、女性、Xジェンダー……どんな性自認、アイデンティティであれ、相手を性別でカテゴライズすることなく、向き合っていくつもりです。

「らしさ」の呪縛は誰にでも

男性、女性らしい服装という性表現は、マナーや礼節とも密接にかかわるものです。晶さんの元パートナーは、男性装ができないことで、夫や父親として不誠実だと思ったのではないでしょうか。晶さんはただ、生きるために必要なことをしただけなのに。 性別違和と結婚①お話を聞いて感じたのは、社会のあらゆる場面で、性別は常に問われているということです。これからも性的マイノリティの方の婚姻、家族のあり方に触れていきます。 「あるべき姿」「らしさ」の苦しさ、そして性・ジェンダーとは? みなさんと考えていけたらうれしいです。 <文/佐倉イオリ>
1
2
3
4
5
Cxense Recommend widget


あなたにおすすめ