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コスメや女性装が妻に見つかり「普通の両親で子どもを育てたい」と離婚に。ryuchellさんへの中傷で考える“性別に悩む人”は親として不適当なのか

男として生きようという「挑戦」

性別違和と結婚①晶:そう思うのは、妻と僕では離婚理由の認識が違う、と感じたからなんですよね。離婚が現実味を帯びる前、「(女性装を)もうしないで」と言われ、しないと約束したことがありました。でも、守れなかったんですね。妻からすれば「嘘をついた」ことになります。 もちろん、何も騙(だま)してはいないんですよ。僕も結婚したときは、男性として元妻を愛していたのは事実です。けれど結婚生活自体が、僕自身の「男として生きよう」「普通に暮らしてみよう」という挑戦に彼女を巻き込むもの、になってしまった。 性自認を受け入れてもらえないのは、仕方がないことだと思っています。誰が悪いわけでもないと。でも、相手にとっては、僕に問題があったと感じているんじゃないでしょうか。

性自認は、生活の根幹にかかわる問題

――私もパートナーと性自認について話し合ううちに、離婚を考えることが多々ありました。何度話してもまったく噛み合わないんです。自分のことばかりではなく、家族のことも考えろと。 それが、知人のススメで、第三者に仲介して話し合ったら、一発で深刻さをわかってくれたんです。私の性自認……「女じゃない」というのをパートナーは理解できず、ある種マイブームのように思っていたようです。 性別違和と結婚①晶:マイブーム……そんなふうに思われるとは。性自認は生活の根幹にかかわる問題だ、という前提が共有できていなかったんですね。
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日本では同性婚が認められていないから
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