デニーズ50周年記念「ミシュランシェフとのコラボパスタ」を実食。少し残念だったのは
50周年を楽しもう。
大手ファミリーレストランの一つである「デニーズ」が、今年で創業50周年を迎えます。
デニーズと言えば、アメリカ料理の「ジャンバラヤ」を広めたり、90年代のティラミス、ナタデココ、パンナコッタなどデザートブームの火付け役になるなど、日本の食文化を振り返る中でも大きな影響を与えてくれている存在。
最近では自宅で本格的な洋食が味わえる冷凍食品の販売やすみっコぐらしとのコラボも気になるところです。
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50周年を記念した「特別メニュー」が登場するというので、一足先にその味を確かめに行ってきました。そのメニューとは、“ミシュランシェフ3人による監修”がコンセプト。2023年9月12日から3シーズンにわたりリレー形式で展開されるそうです。
そこで今回は第一弾として、東京・参宮橋にあるミシュラン1つ星を獲得するイタリアンレストラン「Regalo(レガーロ)」の小倉知巳オーナーシェフが監修したパスタ料理をいただくことに。
結論から言うと、これまでのファミレスメニューとは大きく違うおいしさを実感したので、そのレポートをお届けしたいと思います。
いただいたのは、「スパゲッティ 海老のマリナーラシェフのおすすめ 3 品セット」1969 円(税込)。「卵と玉ねぎのズッパ」「スパゲッティ 海老のマリナーラ」「ローストポークスライスとルッコラのインサラータ」のセットです。
ミシュランシェフの世界観が2000円弱で3皿も味わえるだなんて、夢のような体験です。
小倉シェフは、おいしいという理性的な感じではなく、本能的に「ウマイ!」と言いたくなるような、イタリアンの醍醐味を実感できるような料理にこだわったそう。
「デニーズのパスタを注文する8割は女性」という状況を覆すような、男性も注文したくなるようなメニューを目指して考案したそうです。それではここからは、私が実際に食べてみて感動した順番でご紹介してきたいと思います。