ひかるさんはこのデートではっきり「負担だ」と感じたそうです。
「正直、私は稼いでいるわけでもないので、毎回デートで5,000円以上となると厳しいんです。そこで、次のデートは私にお店を選ばせてほしいと彼に提案してみました。そうしたら、
今度は車をレンタルして郊外に行こうと逆提案されたんです」(ひかるさん)

その結果、2人は日帰りで箱根の温泉に行くことに。「
俺、箱根は詳しいから、お店とか選んでおくね」と言われたため、彼にお店選びを任せたところ、箱根の老舗ホテルのランチ、温泉、カフェへ行くことになりました。
支払いが発生する際は彼がお金を出し、ひかるさんが「お金はいくらでしたか?」と聞くと、彼は「後でいいよ」と言ってくれたそうです。
恐怖の瞬間はその日の夜、やってきました。1日楽しんで、自宅に帰った後に彼から次のような内容のメッセージが送られてきました。
「今日かかったお金だけど、レンタカー代16,060円、高速代金5,280円、ガソリン5,000円、ランチ7,600円、日帰り温泉10,328円、カフェ1,600円、駐車代金800円、合計46,668円です。なので、
1人23,334円なんだけど、キリがいい23,000円でいいよ~! 本当は、お迎えにいく時に俺が買ったコーヒーとかあるけど、その辺は俺が持つね」

まさに、友人同士の旅行のようなキッチリ割り勘。これを読んだひかるさんは、彼への気持ちが冷めていくのをはっきり感じました。
「正直、私より断然稼いでいるのに1円単位で金額の詳細を送ってきてケチだなって思いました。稼ぎが違う分、金銭感覚も合わないのかもと思ってしまって」