この「地元のボランティアがお見合いに同席する仕組み」は決して珍しいものではなく、わりと日本各地に見られる婚活支援です。サービスが生まれた時は画期的で成功事例も多数生まれたので、それにならう自治体が出てきました。その後、スマホやSNSの普及で生活が変化しても、
システムだけが変化せず、古い事例からずっとアップデートできないのです。

他には、独自のマッチングシステムを導入している自治体もあります。しかし、システムが古いままのことも少なくないのです。
スマホや家のPCから相手探しができず、自治体が運営する出会いサポートセンターの専用端末でしか相手を確認できません。例えるなら、ハローワークで求人を探すイメージでしょうか。おそらく、ネットに独身者が個人情報を掲載するなんて受け入れられない時代に生まれたサービスなのでしょう。
かと思えば、逆に個人情報をまったく守れていない自治体も。私が一番恐ろしいと思ったケースです。
その自治体でも仲人ボランティアシステムがあるのですが、登録している仲人ボランティアの写真、フルネーム、電話番号、メールアドレスのリストが全てネットに公開されていて、婚活をしていない人でも自由に見られる状態になっているのです。

仲人ボランティアたちの写真つき個人情報が、ネット上で公開されています(※画像は情報をもとに編集部で作成したイメージです)
ボランティアをする方には高齢者も多く、
個人情報を公開することで詐欺の電話がかかってこないか心配です。
それに20~30代の独身者は、面識のないおじいちゃんおばあちゃんに、電話やメールで婚活相談したいとは思わないのではないでしょうか。