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なんで?「お見合いに行ったら、おばあさんがサンドイッチ食べてた…」地方の“びっくり婚活”5連発

人事異動や選挙で、知見が何度もリセットされる問題

一体なぜ、以上のような残念な事例が生まれてしまうのでしょうか。 もちろん、スマホなどを使いこなせる方が担当者になる場合もあるでしょう。しかし自治体の場合は3年ぐらいで異動があるので、身につけたノウハウがあっても人事異動でまたリセットされてしまうのです。また選挙で自治体のトップが変わることで、婚活支援の考え方もガラッと変わります。

ライバルに負けてしまう“恋愛弱者”の支援が必要

色々と書きましたが、個人的には、自治体の婚活支援は大事だと思っています。 新型コロナ流行の影響で、それまでは友人の紹介や合コンで恋人を作っていたような人たちも、マッチングアプリに登録するようになりました。比較検討できる場に華やかな人がいれば、人気はそうした人に集中します。 結婚式こうしてマッチングアプリは、「モテる人がさらにモテる場」になりました。マッチングアプリよりも高い効果を期待して、結婚相談所を利用する若者も増えています。若い人、華やかな人が民間のマッチングサービスを利用するので、ライバルに負ける“恋愛弱者”はマッチングしにくくなるのです。 とはいえ、恋愛弱者だとしても今の時代に、高齢者に電話で相談する婚活支援やセンターに行かないと申込できないお見合いは利用しないでしょう。 全国的にも自治体の婚活サポートが盛んになっている中、他の自治体の成功・失敗事例にも学びながら、若者に響くサービスへ進化していくことを期待します。 【関連記事】⇒マッチングアプリの女性「ダメ写真」図鑑。いいねが増えても“結婚が遠のく”一枚とは? 【関連記事】⇒「デートがイオンモールなんて…」職業で彼氏を足切りする30代女性の失敗 【他の記事を読む】⇒連載「私が結婚できないワケ」の記事一覧はこちらへどうぞ <取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
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