キャットタワーに引きこもる姿が気になって…迎えた白猫の“甘えん坊姿”が愛くるしい
保護猫を迎えて飼い主さんに起きた変化
「どんな猫よりも美形。ご飯が欲しい時に鳴くので、入れてあげようとすると、必ず人間の間を歩いて尻尾を2回触れさせます。理由は分からないけれど、とにかくかわいいです(笑)」
実はお迎え後、旦那さんは猫アレルギーを発症。そのため、飼い主さんらは毛がつきやすい布製品を少なくし、細かな箇所の掃除や床の水拭きもするように。寝室には入れないことを徹底し、互いにチムちゃんを触ったら、こまめに手を洗うなどの対策を行っています。
見え隠れする“その子の本質”をしっかりと知ってお迎えしてほしい
「保護猫カフェにいた頃とは違い、家のど真ん中に座って人間を観察する“家の主”に進化しました。全世界にこのかわいさを見せたいけれど、自分たちだけの宝物なんだと夫と2人で優越感に浸っています(笑)。控えめでアピールが得意でない子も、みんな変わらずかわいいので、いいご縁があればいいですよね」
そう話す奥さんは、猫カフェで見る姿がすべてだと思わず、どこかに見え隠れするその子の本質をしっかり観察し、お迎えしてほしいと願っています。
ずっと赤ちゃんのように小柄なところも、よく見かける憂いてるような表情も、ビビリなのに人が好きなところも全部、最高にかわいい。抜け毛すら愛しい。
そんな深い猫愛を抱く飼い主さんらの隣で、チムちゃんはこれからも自分らしいニャン生を刻んでいきます。
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<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291


