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「まともに授業する気ないの?」学校の“オンライン化”に怒る43歳ママ。高い授業料を払っているのに

オンライン化で見えた「授業以外の大事な時間」

 オンライン化が進んだことで、何か緊急事態が起こったとき、すぐにオンライン授業に切り替えられるという体制が整ったことは非常に有益でした。遠方や物理的な事情でその場に行けない人でも、手軽に質の良い授業が受けられるというのも大きなメリット。  ですが「学校生活」だけは、どうしてもオンラインで完結しないものだと、この3年間でよく分かりました。勉強の補完は例えば塾でもできますが、学校生活の中には、友人関係、行事、そしてそこにまつわる人間関係のもつれなども含めて、子どもたちの成長に必要な要素が多くあります。授業の質はもちろん大切ですが、それに加えて、授業以外の時間の大切さについても、私たち大人は改めて認識しておきたいものです。 【関連記事】⇒コロナの3年間で「不登校が増えた」学校も。ある教師の“本音のつぶやき”に激しく共感 【関連記事】⇒48歳・独身女性「母なしでは生き方がわからない」。依存し合う“危険な母娘関係”から抜け出すには #令和の親 #令和の子 【関連記事】⇒「お金があったのが不幸の元かも」ひきこもり息子を支える、裕福な62歳・パート主婦の嘆き <取材・文/塩辛いか乃>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako 連載「乳がんドタバタ日記」Kindleで発売中!
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