
フライングタイガーで購入したバナナ型の食器
もっとも効果的だったのが、たくさんの食べ物を一気に並べないという方法です。
完食する成功体験をさせてあげる目的で、これまで使っていた皿よりも小さいサイズの皿を使い、少なめに出すように心がけました。
ゴールまでの距離が短くなると、集中力も高まるのか、状況がみるみる改善していきました。我が家にはフライングタイガーで購入したバナナの形状の食器があり、これに乗せた料理は必ず食べてくれました。
このように、子どもにとっての“魔法の皿”を見つけるというのは、非常に有効だと思います。

青空柄の食器もお気に入り。皿の効果は絶大でした

“ベランダキャンプごはん”のようす
そしてもう一つの工夫は、子どもが好きな食事のシーンを捉えて、それに近い雰囲気で食事を出してあげることです。
我が家ではコロナ禍の緊急事態宣言中に自宅のベランダでで“キャンプごはん風”の食事を実践していました。これが想像以上に息子の大きな楽しみになっていることに気がついたのです。
キャンプっぽく出してあげるだけで、こんなに嬉しそうにたくさん食べてくれるのか! という実感もあり、室内での食事も同じようなテイストで出してみると、大ヒット。食器はすべて100円ショップでそろえました。