男遊びが盛んな38歳独身女性。その入念なアリバイ工作に付き合った末路
何かとイベントの多い年末年始から春にかけてのこの季節は、友人や恋人と会うことも多くなりがち。
けれど、そんな賑やかな時期でも、楽しいことばかりではないようです。
今回は、毎年、女友達に悪事の片棒を担がされているという石川恵子さん(仮名・38歳)に話を聞きました。
「友人A子は同い年で独身ですが、いまだにモテモテ。そのせいか昔から男癖が悪く、二股、三股は当たり前。クリスマスのこの時期は本当に忙しそうです(苦笑)。それは良いのですが、わたしまでそのクリスマスイベントに『強制参加』させられてしまうのです」
「強制参加」とは、A子が複数の男性を会うための「アリバイ工作」のこと。
すでに結婚し、子どもが2人いる石川さん。ここ最近、クリスマスは同じくらいの子どもがいる友人と集まり、一緒にパーティーをするのが恒例となっていました。
そこに目を付けたのが友人A子。
複数の男性とお付き合いしているとはいえ、互いの男性には秘密。そのアリバイを作るために、A子もこのクリスマスパーティーに参加していることになっているのです。
「手口はシンプル。わが家で一緒に賑やかなクリスマスを過ごしていることを知らせるために、彼にLINEで通話します。後ろで聞こえる賑やかな声をわざと聞かせ、A子が友達と一緒にクリスマスを過ごしていると信じさせて電話を切ると、即座にA子は他の男性に会いに行くのです」
石川さんや、その友人はすでに子持ちで、独身の彼女の行動にとやかく言うつもりはありませんが、悪事に加担させられていることにいい気持ちはしていませんでした。
そんなある年、事件が起きます。
毎年コロコロと付き合う男性が変わるA子。今年もいつもと同じくクリスマスパーティーに顔を出し、彼と電話していたA子。その後いつものように他の男に会いに行ってしまい、石川さんたちは友人と一緒に子どもたちとパーティーを楽しんでいました。
友人A子の「困った頼みごと」とは?
アリバイ工作に加担させられる
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